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2011年7月

石巻動物救護センターの引越し

車に付いてる車外温度計は毎日32度~38度…、

台風前の暑い暑い石巻に行ってきましたsunsweat01

7月の石巻動物救護センター は猛暑の中、

全国から駆け付けた多くのボランティアが

100頭以上の犬猫たちの引越し作業に汗を流していました。

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下水道処理場にあった仮設から移動して、

新たに完成した動物救護センターはプレハブの二階建て、

国道の高架下で日陰も多く犬のお散歩コースも随分と広くなりました。

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新たな隔離室は震災チャリティープロジェクト・どうぶつ家族の会

寄贈してくださったコンテナシェルターです。

瓦礫の中から救助され猫たち

ほとんど回復に向かい元気を取り戻しつつあります。

一時間も作業すれば汗と砂埃で真っ黒になるのですが、

私は2日続けてお風呂の受付時間、PM8:30に間に合わず、

宿泊所で深夜の水シャワーのみ…sweat02も経験いたしました。

現在、石巻で営業しているお風呂は、

道の駅・上品の郷の「ふたごの湯」のみ、

石巻で活動したほとんどのボランティアがお世話になっていると思います。

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石巻の温泉は鉄分だっぷりの赤茶のお湯、

3日ぶりの温泉は最高でしたspa

そして今回私が滞在中に、

ずっと心配していた6匹の猫たちに飼主さんが見付かりました!

センターの存在が被災者の方達にもようやく広まりつつあるようです。

震災から4ヶ月を過ぎての涙の対面に私も同席することができましたが、

面会や返還に立ち会えることは、

長く動物のお世話をしているボランティアにとって

一番嬉しい瞬間でもあります。

石巻地区の仮設住宅の多くがペット可です。

一日も早く仮設住宅が完成して

家族みんなが一緒に住める日がくることを祈ります。

石巻獣医師会の被災した先生方の動物病院も

ようやく片付けや内装工事が終わり、動物病院再開となりました。

再開した動物病院を訪問して先生からお話を伺いましたが、

自分自身も被災した中での動物救護活動は大変な苦労があったと思います。

動物たちへの愛情、責任感、熱意、

石巻では多くのことを学ぶことができました。

長期に渡る被災動物の保護活動に引続きご支援をお願いいたします。

追伸~宮崎でも毎週末、各動物愛護団体が

保護した捨て猫や捨て犬の飼主さん探し・譲渡会を開催しています。

うたたねにもたくさんの可愛い子猫たちが、

優しい飼主さんとの出会いを心待ちにしていますheart04

犬猫と暮らしたいと思う方は、

ぜひ、うたたね、譲渡会、保健所などにいらしてください。

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募金箱6月分のお礼

いつもうたたね募金箱に温かい寄付をありがとうございます。

ご報告が遅くなりましたが、

6月分は、うたたね募金箱に16,880円、

東北被災動物の募金箱に9,089円の寄付を頂きました。

スタッフ一同、心よりお礼申し上げますm(_ _)m

東北募金箱の分は石巻動物救護センターへ振り込みいたしました。

一日も早く被災地の動物たちが

飼主さんのもとで暮らせますようにと祈ります。

先月石巻で、私がお世話をしていた猫ちゃんに

飼主さんが面会にいらっしゃいました。

自宅は6mの津波にのみ込まれ家財もなにひとつ残らず、

今は家族で避難所で暮らしているそうです。

キャリーバックに詰めた猫3匹だけを車に乗せて逃げたけど

途中で2匹の猫を乗せたまま車も津波にのみ込まれてしまったお話を聞きました。

センターで預かっている猫だけは、

近くのアパートの二階のベランダに投げて助かったそうです。

その猫ちゃんは病気やケガはないのだけど

あまりに臆病なので、静かな隔離室に保護されていました。

きっとものすご~く怖い経験をしたのだと思いますweep

「来週は仮設住宅が当たるといいなぁ~」…、

飼主さんは愛猫を撫でながら何度も呟いていらっしゃいました。

(石巻の仮設住宅の多くがペット可だそうです)

あれから一ヶ月、

仮設住宅が当たっているといいな、

あの猫ちゃんが飼主さんと暮らせているといいな、心からそう願っています。

来週初めは台風が心配な宮崎ですが、

明日からまた石巻に行ってきます。

これで最後にしようsign01と思いつつ、

帰ってくると次はいつ行こう…と考えていますcatface

石巻は羽田空港から、

首都高~東北自動車道を走って6時間くらいの距離にあります。

下水道処理場に間借りしていた仮設のセンターは、

先週末から引越しの真っ最中、

数棟のプレハブ、100頭ほどの犬猫、たくさんの物資、

全てを運ぶにはボランティアが全然足りないそうです。

東北も連日30度越えの真夏日ですが…頑張って来ますsun

前回は国際便も復旧した仙台空港にボランティアさんを迎えに、

石巻~松島~仙台港~仙台空港まで海岸線を走りましたが

あまりに復旧が遅いこと驚きました。

仙台市内でも海岸線の信号機は壊れたまま、

破壊された建物も車も船さえも道路脇に放置され、

仙台空港周辺には数百台の車が積み上げられたままでした。

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仙台空港は宮崎空港と立地も建物もよく似ていて、

なんとも言えない悲しい気持ちになりました。

宮城にいる時は毎日震度2~4の余震も続いていますし、

この私でも被災地を走るのはやはり怖いです。

被災地はモノクロの町、

色のない世界、

そう感じます。

あの瓦礫の山を目の前にすると

誰が片付けるのだろう…

どうやって片付けるのだろう…と途方に暮れてしまいます。

震災から4ヶ月も経った被災地の今を見ても、

きっと皆さんは愕然とすると思いますが、

それでも地元の人達、たくさんのボランティアの手によって

少しずつ、少しずつ復旧しています。

被災地の人々が自立して生活できないと、

本当の復旧、復興はあり得ません。

支援の形は色々とあると思いますが最近私が参加しているのは、

東日本大震災 復興牡蠣プロジェクト

寄付でなく、オーナー制度で被災地の牡蠣生産を支援します。

田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト

こちらも支援基金によって田代島の漁業を猫たちを応援します。

ふんばろう東日本プロジェクト

被災者ご本人が希望している支援物資を直接送ることが出来ます。

私も今回”たんすの肥やし”を石巻に持参いたします。

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買ったけど似合わない…、

この一年で8kgも太り…coldsweats01「痩せたら着よう!」

「その内ヤフーオークションかフリマに…」で着ないまま眠っていた洋服たちsweat01

整理してみたら20着以上ありました。

夏物衣類を希望している被災者の元に届けてきます。

(衣類の受付は基本的に新品です)

皆さんのお家にも使っていない家電やギフト生活用品はありませんか?

ぜひ「ふんばろう東日本」のサイトで探してみて下さいね。

これなら遠い宮崎からも被災者を直接支援することができます。

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犬猫の糞尿臭を軽減するフード

暑くなり、色々な臭いの気になる季節となりましたね…sad

うたたねの猫トイレは脱臭力が凄い「ニャンとも清潔トイレ」を使っていますsign01

以前からブログでも公言していたのですが、(→トイレの神様 の記事参照)

東日本大震災で生産工場が被災して清潔マットの供給が途絶えてしまいました。

身近なところでも震災の影響があるんですね…sweat02

一日も早い復旧を心からお祈りいたします。

只今うたたねでは清潔マットを代替品に変えて、

猫トイレ臭いゼロsign03の継続を頑張っていますhappy01

 

さて、犬猫の糞尿の臭いは、

ペットフードを変えることでも随分と軽減されるのをご存知ですかsign02

「ここの猫はみんな毛並みがいいですね~」とお客様からよく褒められるのですが

うたたねでは開店以来、主にロイヤルカナンのフードを与えています。

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中でもロイヤルカナンインドアは、

室内飼い猫専用に作られたフードなので、

うんちの量も臭いも軽減されて毛並みもツヤツヤですshine

消化吸収の良い食事をするとうんちの量も減ることご存知ですかsign02

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以前は私も自宅の猫たちに安いフードを与えていたこともあるのですが、

フードを変える度にあまりのうんち臭にびっくりすることもありましたwobblysweat01

そして安いフードを与え続けると、

犬猫に多い膀胱炎や尿管結石ができてしまうこともあります。

もちろん病気は持って生まれた体質にもよりますが

フードを変えることで予防することもできるようです。

ホームセンターの数百円から比べればプレミアムフードは「高いsign03」と思いますが、

それでも1ヶ月2,000円~3,000円、

大切な愛猫が毎日食べる物と考えれば決して高いものではないと思います。

犬猫は飼主が選んだフードを無条件に一生食べ続けるのですから

なるべく安全で美味しいものを選びたいと思っています。

病気になってしまえば医療費はそれ以上か掛りますからね…sad

インドアの他にも胃腸の弱い猫には「センシブル」、

ポンタ君のような猫には「ライト」、子猫たちには「ベビー」や「キトン」、

うたたねでも嗜好に合わせて色々な種類を与えています。

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ロイヤルカナン製品はうたたねの店頭に置いてありますので

ご来店の際にぜひ手に取って見てみて下さいね。(試供品もありますよheart01)

 

我が家の猫たちも生まれた時からロイヤルカナン(主にインドア)を食べていますが、

今まで病気も下痢すら一度もしたことがありません。

リビングの猫トイレにうんちをしていても、

うっかり気付かないことがあるくらいですhappy01 。 (注・空気清浄機もあります)

プレミアムフードと呼ばれるものもたくさん種類がありますし、

もちろん愛情いっぱいの手作りフードが一番heart04なのかもしれませんが

皆さんも大切な愛猫の為にもフードについて色々と勉強してみて下さいね。

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3度目の石巻動物救護センター訪問~其の四~

暑~~~い…sunsweat01

6月23日、石巻動物救護センターへ着くとプレハブの中は37度を超えていた…sweat02

南国宮崎からすると東北は涼しいイメージがあるが、

実は暑い暑い、4月に訪問した時の顔の日焼けがまだ取れない位日差しも強いsun

それでも猫たちは保護された当時よりはずっと落ち着き、

掃除とご飯が終るとケージの中で伸びきって寝ていた。

Ishinomaki

午前中に50匹以上いるすべての猫ケージを消毒、

ペットシートとトイレを交換して、ご飯とお水をあげる。

プレハブ内は扇風機が数台回っているはいるが、吹いているのは温風…sunsad

汗をかく…なんてものではなく、

汗は全身を滝のように流れ落ちる。

午前中の3時間はただ無心のみ、まるで修行の身である。

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犬たちは相変わらず「出して!出して!」ワンワンと鳴き続け、

一度は落ち着いたように見えた震災後のストレスは強くなっている面もあった。

午前と午後に敷地内の芝生を散歩させてもらうのだけど

犬舎に戻る時間になると、「イヤ-イヤ-!」と地面に突っ張って抵抗する。

抵抗する犬たちはお世話をするボランティアさんの手を容赦なく噛む、

被災地では通常の保護施設やシェルターの常識が通じないようで、

プロのドックトレーナーでも数匹の犬には手を焼くほど、

気の毒に毎日数人のボランティアや獣医までもが噛まれて血を流していた。

普段は可愛らしい犬なのに…、

ケージに入るのだけは本当に嫌なのだ。

でも、どうするとこもできない・・・、ここは被災地なのだから・・・、

人間でもプライバシーのない避難所で頑張っている。

美味しいフードが朝夕食べられて、

毎日ケージもきれいに掃除してもらって、

午前午後と散歩にも連れて行ってもらって、

獣医在住なので感染症予防も治療も万全、

人間側から見れば「恵まれた環境」であるが犬たちは理解できない。

「なんでこんなところに閉じ込めるのannoy

「大好きなパパ、ママはどこ…?」

幸いにも噛まれた傷は勲章になる。

「ほらsign01」絆創膏を剥がしてまで噛まれた傷を見せ合う。

本当に愛する犬バカばかりなのである。

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猫はどうやら諦めが早い生き物のようで

午前中の掃除とご飯が済むと、

ほとんどが手足を伸ばして無防備に爆睡してしまう。

頭の良い猫は「出してにゃーんheart04」とゴロゴロと甘える。

可愛いのでうっかりケージから出してしまうと

後は猫の思うがまま…、

棚を上へ下へと逃げて数時間は猫に翻弄されてしまう。

そして午後は猫好きボランティアはお気に入りの猫ちゃんを抱いて癒される、

猫舎はほんのひと時、猫カフェ状態・・・lovely 至福の時であるheart01

普段、猫カフェに行けない人はぜひ被災地のシェルターに行ってみませんか?

50匹以上の猫たちが皆さんを待っていますから。

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私は2日目からまた隔離室を担当、

一度世話をした病気の猫たちが心配でたまらないから

隔離担当は何度来ても隔離希望、

幸い私は猫カフェには厭きるほどいるから隔離室は適任なのである。

前回世話をした重体の猫たちも回復して飼主さんの元に戻ったり、

一般の猫舎に移動したり、

一番心配していた猫も入院したりもあったけど少しずつ元気になっていた。

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自分がわざわざ被災地に行く意味があるのか、

行って何か役にたつのか?

その疑問は2回目の石巻訪問時に消えた。

私が石巻に着いた時に隔離室を担当していた女性は、

「引き継ぎがいなくて帰れない、明日から仕事なのにどうしよう…」と泣いていた。

「前回も隔離を担当して病気の猫を看れる」と私が話すと、

彼女は愛情いっぱいに一匹ずつ症状を説明し引き継ぎをしてくれた。

僅か3~4日のお世話なのに、

こんなにも病気の猫に愛情と情熱を注げるのかと頭が下がるほどだった。

彼女は「また来るね」と約束して安心して関東に帰って行った。

私が今日ここに来る意味はあったのだと納得した。

今回も石巻に到着すると、

隔離担当の女性は「明日関東に帰る」ところだった。

始めて会う方だけど、私は彼女の名前を知っていた。

前回に彼女の残した丁寧な引継ぎメモを見ていたからだ。

隔離室は毎回ひとりが担当するけど、

この3ヶ月間、引継ぎメモで繋がっていたのである。

長期で犬舎を担当した女性は、

4月はメキシコから、6月はアメリカから来日して3週間ずつ石巻に滞在した。

彼女の明るさで石巻は毎日笑顔に包まれていたし、

彼女に抱かれた犬たちは安心しきって笑っていた。

5月から猫舎担当の女性はニューヨークから来日して、

1ヶ月以上、石巻に泊り続け猫のお世話をしていた。

彼女の優しさは被災地のシェルターを

まったりとした猫カフェの雰囲気に演出してくれていたheart04

みんな溢れんばかりの愛情で一匹一匹の犬猫たちをみている。

自分が一番の猫好き!なんて思い上がってはいけない。

年齢も仕事もボランティアの経験も関係なく、

世の中には呆れるくらい無類の猫好き、犬好きがいるのである。

被災地の犬猫のストレスを軽減する薬は愛情でしかない。

石巻には日本中から、世界中から不思議で魅力的な人間が集っていた。

~注意~

7月初旬にプレハブにはエアコンが付いたそうですhappy01

インフラ班(設備)の皆さん、ありがとうございました。

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