愛する猫たちの旅立ち
3月は別れと出会いの時期ですね、
うたたねからも多くの猫ちゃんが新しい家族の元に旅立って行きました。
うるる、シーマ、ももちゃん、ナイル君、さららちゃん…、
早くブログを書こう書こうと思いつつ、
毎日ニュースを見聞きするほどに言葉が綴れない日々が続いていましたm(_ _)m
ももちゃんは皆さんご存知のようにうたたねがオープンした当時からの猫スタッフです。
乳飲み子で捨てられたせいか、
いつまでも赤ちゃん猫のようにモミモミ癖が抜けず、
お客様のお膝に乗っては自分の肉球をチュパチュパする猫ちゃんでした。
男の人が好きで特に40~50代の男性が大好き
スタッフからは別名「おじ様キラー」とも呼ばれていたんですよ
実はこれには理由がありまして、
乳飲み子から育ててくださったボランティアさんご家族がいるのですが
ももちゃんはそのご家族の中でも特にお父さんのお膝が大好きだったのです
うたたねに来てから2年半、なかなか良いご縁がなかったのですが
(希望者は多くいらっしゃいましたが、私がOK出せませんでした…すみません)
やっと、運命のご家族に出会うことができました。
新しいお父さんのお膝でいっぱい甘えたももちゃん、
ももちゃん自身が選んだ家族ですから、きっと幸せになると信じています
ももちゃんを育ててくださったご家族は、
今までたくさんの猫ちゃんを愛情いっぱいに保護してくださっています。
うたたねがオープンした時は、
高校生だったお嬢さんが猫スタッフのお世話を担当、
たくさんの子猫を自宅で保護した経験から
誰よりも早く猫たちの病気に気付き細やかなケアをしてくれていました。
そのお嬢さんも今年、宮崎ペットワールドを卒業して、
動物看護士として希望していた動物病院に就職が決まったそうです
おめでとうございます
愛情も経験もいっぱい持っているSちゃんですから、
これからきっと素晴らしい看護士さんになることと思います。
ナイル君は、小林市の方が何度もご家族でうたたねに来店され
小学生のお嬢さんがとても気に入って家族に迎えて下さいました。
甘えん坊で遊び盛りのナイル君、
お嬢さんたちにいっぱい遊んでもらって幸せになってね
ナイル君を拾って育てくださったボランティアさんも
今まで多くの猫ちゃんを保護されている方です。
この方とは一緒に何匹もの地域猫さんの捕獲に携わってきました。
あのMダックスも、可愛い猫の親子も、臆病だった「VIVI」ヴィヴィちゃんも
思い出深い犬猫たちがたくさんいます
余談ですが、瞳としっぽ編集長の「南国の新之助」も
この方が殺処分当日に管理所から引き出してくださったのです。
昔の写真を見ていたら、一緒に保護したこの体の弱かったチビちゃんは、
(白黒ちゃんはお母さんではありません、兄妹です)
今はももちゃんを保護されていた家族の大切な一員になっています。
猫で繋がっていく不思議な縁があるんですね。
さららちゃんは、ももちゃんを迎えてくださった方のお母様が気に入られて
ご実家へと、うたたねから巣立って行きました。
うるるとさららは本当に愛らしい三毛猫さん、
私が連れて帰りたいくらいに素敵な美人姉妹でした
「さらら、先住猫さんとは仲良くできていますか?」
うたたねに来る猫たちは、
みんな捨てられて母猫も飼い主も分からない子猫たちですが、
うたたねを介して兄妹に、大きな大きな家族になっていくようです。
本当に…、別れの春は出会いの季節でもあるのですね、
素敵なご縁を紡いでくださる皆様に心からお礼を申し上げますm(_ _)m
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