地域猫

地域猫活動を広げたい「吉祥寺の猫祭り」

フリーペーパー「瞳としっぽ」に掲載している「地域猫活動を広めたい」、10月号は紙面の関係で文章が少なかったのでこちらのブログでもう少し詳しく掲載したいと思います。

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フリーペーパー「瞳としっぽ」10月号

吉祥寺ねこ祭り&むさし地域猫の会

Photo<井の頭公園>

東京都武蔵野市吉祥寺。

渋谷や新宿から電車でわずか15分。吉祥寺駅前にはおしゃれな雑貨店やカフェ、戦後からの古い商店など多彩なお店が東西南北に軒を連ねています。近くには井の頭公園や三鷹の森ジブリ美術館もあり、「住みたい街ランキング」で度々全国第一位に選出されている街で先月「吉祥寺ねこ祭り」が開催されました。

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駅前のギャラリーでは20名ほどの作家が猫をモチーフとした作品の展示、カフェや雑貨屋さんも協力して地域猫の募金箱設置やチラシの配布、猫の飼い主募集や地域猫の講習会なども行われました。

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店内でまったりと猫がくつろぐ吉祥寺で人気のmellow café。こちらのオーナーさんとは、以前ちょっとしたご縁があり、昨年、東京からうたたねにご来店くださいましたm(_ _)m

mellow caféの猫たちも元は飼育放棄されたり、捨てられて保護されたりした猫たちです。

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今では毎日オーナーさんの手作りご飯を食べて毛艶も素晴らしく、本当に幸せそうに暮らしています。

店内には地域猫への募金箱が置いてあり、チラシが配布されていました。

 

井の頭公園隣の喫茶店「ドナテロウズ」、

落ち着いた広い店内はちょっとしたフォトギャラリーのよう、井の頭公園の猫たちが店内に遊びに来ることもあり、地域猫講習会も定期的に行われています。

Img_0758_2<ドナテロウズ>

 

吉祥寺駅周辺のブティックや雑貨店の店頭はどこも猫だらけ、各店には地域猫の不妊去勢手術の為の募金箱も設置されていました。

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ブティックの店頭にも猫ちゃんが

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こちらのお店には猫のマットがたくさん

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おしゃれなブティクにも手造り風の猫アクセサリー。

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人間が住みやすい人気の街は、ノラ猫たちにも優しい町

~市民と行政の協働による素敵な街づくり~

東京都武蔵野市の「むさしの地域猫の会」は、武蔵野市とボランティアとの協働事業として2006年9月に発足しました。飼い主のいない猫の不妊・去勢手術への手術費用の助成代行、不妊・去勢手術を施した地域猫の飼育管理、餌場の清掃、地域猫への餌やりマナー「餌は迷惑にならない場所で、そして必ず後始末を!」の普及活動などを行っています。地域猫活動は、市民がひとりで頑張っても広がりません。地域住民と行政、そして街全体で地域猫活動を理解することが必要です。

宮崎でも地域猫活動への理解が広がるといいですね。

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地域猫活動を広げたい「江の島の取り組み」

フリーペーパー「瞳としっぽ」に掲載している「地域猫活動を広めたい」、

ブログにも掲載しては…というご意見を頂いたので

こちらのブログにも載せていこうと思います。

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「瞳としっぽ」 2010.9月号

「観光地・江の島の取り組み 江の島のネコ募金」

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捨て猫問題で頭を痛めているのは住宅街だけではありません。

日本全国どこの観光地や港町に行ってもノラ猫を見かけます。

でも横浜の公園などでは地域猫活動が盛んなので、

デジカメや一眼レフを抱えた観光客相手に

記念撮影に応じている地域猫たちにもよく出会います。

猫と出会うことを目的とした観光客やブロガーも全国的に増えていますから、

ノラ猫に不妊・去勢手術を施して

地域住民が観光資源として地域猫と共生する新たな動きも広がっています。

 

神奈川県には『江の島』という湘南一の景勝地があります。

江の島大橋を渡るとそこは周囲4km、標高60mの小さな『江の島』です。

役小角が開基し島全域が聖域として扱われ、

空海や円仁も修行したと伝えられています。

源頼朝や北条時政、徳川家康も参拝した信仰の盛んな島で、

山頂に登るまでにはいくつもの鳥居や神社が続きます。

広いヨットハーバーもありマリンスポーツや観光で訪れる人は年間100万人以上、

参道はいつ行っても多くの観光客で賑わっています。

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江の島は人口400人ほどの小さな島ですが、

ここには200匹とも400匹以上ともいわれるノラ猫たちが暮らしています。

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ノラ猫といっても車に乗せられ人間の手によって捨てられた猫たちです。

1980年代に江の島では捨て猫、ノラ猫が問題になり、

地域住民や参道の商店主、ボランティアたちによって

「江の島ネコ募金」の地域猫活動が始まりました。

Photo

観光客の募金によって不妊・去勢が施された猫は200匹以上

多くの猫たちは地域住民や商店主に可愛がられ、

観光客が近寄っても逃げることなく擦り寄り、記念撮影に応じています。

山頂の展望台までの道のりでは探さなくても10匹以上の猫に出会うことができます。

Img_9741a <エスカー乗り場にも>

今では猫に出会うために江の島を訪れるリピーターも多くいます。

江の島の猫たちは心無い人間によって捨てられた猫ですが、

今では日本中のブログに登場する日本一有名な猫たちかもしれません。

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<座布団で仲良くお昼寝の 猫様>

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<多く観光客の記念撮影にもお構いなくZzz…>

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<鳥居の前には狛犬ならぬ招き猫?>

観光客を呼ぶ江の島の猫たちは、神様と同じくらい大切にされているようです。

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観光客に可愛がられて一日の勤めを終えた猫は人間のお母さんと帰っていきました。

この島の猫たちがいつまでも穏やかに暮らせますように、

いつかこの島にも捨て猫がなくなりますようにと願い島を後にしました。

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宮崎県内の観光地でもノラ猫、捨て猫の相談をよく受けました。

ひとりで不妊・去勢手術を長年頑張っている方も多くいます。

地域住民の協力があって初めて成功する地域猫活動です。

観光宮崎にも一日も早く地域猫活動が広がりますように…と願っています。

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地域猫活動を広めたい

先月号からフリーペーパー「瞳としっぽ」

「地域猫活動を広めたい」という記事を書いています。

バックナンバーはこちらのPDFで読むことができます)

動物愛護の活動内容は「啓発」や「保護」など様々ありますが

私が動物愛護の活動でやり遂げたかったことは、

「地域猫活動を広く宮崎に定着させること」でした。

一般市民へ向けての啓発活動は写真展や新聞テレビラジオで随分しましたし

自分自身でも150匹以上の犬猫を保護し新しい飼い主さんを探しました。

日本一遅れていると言われた宮崎県の動物愛護行政も

宮崎県民をはじめ全国から応援いただいた署名活動

外山議員鈴木議員の議会での訴えでひまわりの家が誕生して

今ではボランティアさんや市民の皆さんのおかげで

保健所や管理所からたくさんの命が救われています。

今当たり前にある宮崎市保健所の保護犬猫情報

先進市を参考に鈴木議員と会で宮崎市と1年以上交渉して実現したものでした。

でも宮崎でやり残したこと…それは私が一番やりたかった地域猫活動です。

地域猫活動、ノラ猫の不妊手術への助成金についてもずっと市と県と交渉しましたが

残念ながらも宮崎市でも宮崎県でも実現しませんでした。

 

私が動物愛護活動を始めたのは引っ越した先にいたノラ猫2匹がきっかけでした。

「どうしよう…ノラ猫がいる」sweat01

心配していたとおり、数か月後には2匹とも近くの納屋で子猫を生みました。

しばらくすると1匹の母猫は「ほら、ここのお家はご飯をくれるにゃ~」と

2匹の子猫を我が家のテラスに連れてきました…coldsweats01

その時家の中には既に4匹の猫がいてこれ以上猫は飼えません。

子猫は急いでチラシを作成して近所のお店で飼い主募集を呼びかけましたが

2匹の母猫は不妊手術をしないとこのままでは

「この地区はノラ猫だらけになってしまうsweat01sweat01sweat01

その時ネットで色々と調べて分かったのが「地域猫」という存在でした。

人に慣れていないノラ猫も『捕獲器』があれば捕えて不妊手術ができる、

『捕獲器』はどうやら動物愛護団体が貸してくれるということで

15年ほど通っているT動物病院に聞いてみることにしました。

幸いT動物病院へは動物愛護団体代表も行きつけらしく、

捕獲器はすぐに貸して頂けることになりました。

それが「みやざき動物のいのちを守る会」との出会いでした。

自分の家の周りのノラ猫2匹と子猫たちの不妊手術は済みましたが

宮崎の公園や住宅街にはまだまだたくさんのノラ猫がいます。

そして毎年3000匹以上の生まれたばかりの子猫が

宮崎の保健所に持ち込まれて殺処分されている現実があったのです。

どれだけ保護して譲渡しても、元を絶たないとこの戦いは終わりません。

ノラ猫や子猫の殺処分問題を解決するには、

不妊去勢手術、地域猫活動を市民の皆さんに広めるしかないと考えています。

 

自分自身は知り尽くしていることを広い対象の方が分かるように文章にするのは、

難しい作業ですが(更に今月号は私も編集長も時間がなく校正もままならず…)、

地域猫についてはこれから少しずつフリーペーパー「瞳としっぽ」に

そしてこのブログにも掲載していきたいと思います。

フリーペーパーには各動物愛護団体や一般市民の皆さんが保護している

捨て猫や捨て犬もたくさん掲載されています。

どの犬猫にも良いご縁がありますようにと祈っています。

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こんな寒い日は…

更新がすっかりご無沙汰になってしまいすみませんm(_ _)m

春になり、今年もあっという間に桜が散ってしまったなぁ~と思っていたら

東北や関東だけでなく、西日本、九州でも雪が降り、

またまた冬に逆戻りのようですね。

先週は桜の中陽だまりで日向ぼっこをする猫たちを見たばかりなのに・・。

こんなに寒くなると私達が心配するのは、やはりお外で暮らす猫たちです。

この寒くて冷たい雨の中、

猫たちはどこにいるのかなぁ~・・・と

見に行ってみましたら、いました。

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こんなところで丸くなり寒さと雨に耐えていました。

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当たり前なんですが、地域猫といえども

お外で暮らす猫たちはどんな寒くても

帰るお家も抱き締めて温めてくれる優しい飼い主さんもいません。

お家や猫カフェの猫たちを見ていると、猫がどんな寒がりかがよくわかります。

冬は辛く厳しい季節です・・・一日も早く暖かな春が来ますように・・shine

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以前見た地域猫君、なんと木の上で寝ています。

なるほど、ここが一番安全なんでしょうね

 

お外で暮らす猫たちが少しでも減りますように・・、

どうか、飼い猫だけではなく、お外でご飯をあげている猫にも

不妊・去勢手術をお願いいたします。

 

地域猫については、これから少しずつ

宮崎いぬ・ねこフリーーペーパーの「瞳としっぽ」にも書いていこうと思っています。

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世界の地域猫と猫カフェ

地域猫と猫カフェは元々とても近い存在です。

猫カフェは台湾や日本での一時的なブームと思われている方も多いかと思いますが、

海外のリゾート地などでは15~20年以上前から、

≪地域猫=猫がいるカフェ≫として存在していました。

私が動物愛護活動を始めた5年前に、

海外の動物愛護団体の古い文献を翻訳したものを読ませて頂きましたら、

その中に観光地のレストランやホテルでの捨て猫・ノラ猫問題を解決する手段として、

「不妊・去勢手術を施して、レストランやホテルで衛生的に管理し面倒を見ると、

多くの観光客が猫がいる風景のレストランや観光地を楽しむ」という

内容のものが書いてありました。

その時に思い出したのが1994年に行ったトルコ共和国の地中海沿いの街や、

イスタンブールのボスポラス海峡沿いのカフェで見た光景でした。

海が見えるオープンテラスのカフェやトプカプ宮殿などでは、

人馴れした可愛らしい猫たちが観光客相手にご機嫌に記念撮影に応じていました。

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 ※16年前の写真です。宮殿の草むら↑や階段、スポット照明の上にも猫がいます。

           階段の下は、海が見られるカフェになっていますcafe

 

彼らもまた、元はきっと捨て猫で、

でもその後、レストランの人たちに可愛がられご飯をもらい、

観光客も猫たちがいるレストランということで喜び

そうしてお互いを支えあって生きているのだと思われます。

ですから、宮崎県で猫カフェをするとしたら、

たくさんのノラ猫・捨て猫がいて観光客が訪れる、

青島や○○公園や○○神社にオープンテラスの猫カフェを作る、

それが本来の猫カフェだと私は思っています。

高鍋の海の近くにそんな感じの素敵なレストランが昔からありますよね、

外にたくさんの猫がいて、レジの横に「不妊去勢手術」の募金箱が置いてありました。

≪青島で猫カフェ≫・・・いいですね~、

でも、なかなか、そんな場所でのカフェは、許可も資金も大変ですので、

身内の土地建物の一部を借りて、猫カフェうたたねを営業している次第ですcatface

 

さて、クジラを見にマウイ島に行ってきました。

「昔、マウイ島の街にもたくさんの猫がいた」との情報をいただき、

楽しみに探してみましたら、いましたnote

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海岸沿いの街、ラハイナのオープンテラスのカフェに一匹の白ネコちゃんがnote

人懐こく、呼んだら足元にすぐ寄ってきてくれましたheart01

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見てくださいsign01マウイ島の猫もちゃんと耳カットされていますよ~shine

素晴らしいsign03 耳カット=地域猫は世界共通なのでありました。

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地域猫写真展 No.3

猫カフェうたたねnotesホームページはこちらから

猫カフェうたたねcamera写真館はこちらから

ホテルメリージュで開催していました写真展へ、

たくさんのご来場ありがとうございました。

お忙しい中、最終の昨日も夜8時までご来場くださった方もいらっしゃったようで、

皆様に心より感謝申し上げます。

写真展にお越しになれなかった方も多いと思いますので、

こちらのブログでも私が撮影した地域猫たちを少しずつ紹介できればと思っています。

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この公園は、港の見える丘公園や外人墓地など

「山手」と呼ばれる高級住宅街の奥にあります

テニスコートなどもあり、休日はたくさんの人が訪れます

そして、約30匹ぐらいでしょうか、

たくさんの猫たちがここで暮らしています

多くの猫たちは、「耳カット」という印が付けられています

映画「犬と猫と人間と」で、

捕獲器に「パン」「パーン」と多くの猫が捕まるシーンがあります

映画に登場した猫、それが、この公園の猫たちです

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ここには、猫を追い払う人も、

「猫にエサをやるな!」と怒鳴る人もいません。

ご飯は、明るい時間に決まった方が公園の真ん中に用意し、

そして、きれいに片付けていかれます。

訪れる市民は、猫がいる風景が当たり前のように、

ここには穏やかな時間が流れています。

猫たちは「飼い主のいない不幸な猫」ではありますが、

地域の人たちに見守られながら暮らしています。

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地域猫写真展 No.2

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猫カフェうたたねcamera写真館はこちらから

映画「犬と猫と人間と」に合わせて、ホテルメリージュ3階では、

猫カフェうたたねの猫スタッフとコンテスト写真、

そして、映画にも登場する、横浜の地域猫たちの写真を展示しています。

このブログでも、写真展の地域猫たちを少しずつ紹介していきたいと思います。

Img_0289a_6 耳カットは、地域猫の印

不妊・去勢手術が済んでいる印です。

地域の人に見守られながら、一代限りで命を全うします。Img_0348q_6

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横浜の公園や住宅街で暮らす「飼い主のいない猫たち」は、

不妊・去勢手術の際に、動物病院で耳の先をほんの少しカットします。

耳カットは、地域の人たちに「手術済み」を知らせする印でもありますが、

また捕獲されて、二度お腹を開かれることを防ぐ意味でも大切な印です。

地域猫活動の耳カットは、全国にも広がってきています。

宮崎の公園の猫たちへの不妊・去勢手術は、

動物愛護団体やボランティアさん達によって、少しずつ行われていますが、

耳カットは、まだ広がっていません。

地域猫=耳カットを普及させるには、行政、動物病院、獣医師会の協力も必要です。

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地域猫写真展 No.1

猫カフェうたたねnotesホームページはこちらから

猫カフェうたたねcamera写真館はこちらから

 

映画「犬と猫と人間と」に合わせて、ホテルメリージュ3階では、

猫カフェうたたねの猫スタッフとコンテスト写真、

そして、映画にも登場する、横浜の地域猫たちの写真を展示しています。

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横浜は、全国でもいち早く地域猫活動に取り組んだ地域でもあります。

地域猫とは、「地域で適切飼育管理された猫たち」のことを呼びます。

横浜市磯子区では、平成9年に、人と猫が共生していくための最低守るべきルール

磯子区猫の飼育ガイドライン」を定め、地域猫は少しずつ全国に広がりはじめました。

地域猫活動が認められている地区では、公園の看板も違います。

宮崎市の公園には、「猫にエサをあげないでください」の看板をよく目にしますが・・・

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横浜の公園の看板には、こう書いてあれます。

ネコにエサをあげている方へ

・エサを放置しないようにしましょう

・不妊・去勢手術をしましょう

・近所の人の理解を得るようにしましょう

 

このブログでも、写真展の地域猫たちを少しずつ紹介していきたいと思います。 

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山手の猫たち

ここに暮らす猫たちは、

映画「犬と猫と人間と」に登場します

みんな、元は人間の手によって捨てられた

「捨て猫」たちです

「野良猫」と呼ばれる彼らですが、

いと思っているなんて

本当はいません…

冬は寒く凍えそうです…

ギュと抱きしめて愛してくれる人もいません

彼らだって温かな部屋で、

優しい家族とぬくぬくと暮らしたいのです

こうした不幸な猫たちを減らすために、

全国の自治体で「地域猫活動」が行われています

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