感染症

猫伝染性腹膜炎(FIP)について

過去書いた感染症についてはこちら をご覧ください。

猫エイズ、猫白血病についてはこちらをご覧ください。

 

以前から感染症について書いてきましたが、

今回は、猫伝染性腹膜炎(FIP)についてです。

猫エイズや猫白血病に比べると発症の少ない病気なので

猫伝染性腹膜炎(FIP)を知らない方も多いかと思います。

以前、うたたねから譲渡した子猫がFIPの疑いがあるとの事なので

私やスタッフ、そして愛猫家のお客様の為にも勉強しておきたいと思います。

 

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、猫腸コロナウイルスという病原性に乏しいウイルスが、

ある時、猫の体内で突然変異したものです。

猫腸コロナウイルスは、日本に暮らす猫に広く感染し、

高い抗体価を持つ猫が五割以上ともいわれています。

猫腸内コロナウイルスに感染しても、

普通の健康な猫にはほとんど悪影響を与えません。

でもストレスなどの突然変異で猫伝染性腹膜炎(FIP)になると

致死性がきわめて高い病気となります。

詳しくは、こちらをご覧ください。

http://www.p-well.com/health/clinic/cat/cat-fip.html

http://www.herbykatz.com/fip.htm

 

猫伝染性腹膜炎(FIP)の感染を予防するワクチンはありませんが

色々な症例を読んだり、知り合いの獣医師に聞くと

FIPを発症した猫からほかの猫へFIPウイルスが感染することは、

現在は可能性が低いと思われているようです。

但し、万が一の予防の観点から隔離が望ましいと思います。

日本で猫腸コロナウイルスを保有している猫は五割ともいわれていますが、

そのほとんどが猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症することはありません。

私が愛護活動を初めて5年、

宮崎で猫伝染性腹膜炎(FIP)を聞いたのは過去一度だけ、今回で2度目です。

悪戯に怖がるより、ストレスのない生活を送らせてあげることが大切のようですが、

この「ストレス」がなんなのかも今の医学では分かりません。

抵抗力が強いと病気に強いと思いますが、

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、抗体が高すぎるとなるとも言われているようですし、

まだまだ検証段階の病気のようです。

また、何度も書いていますが、

猫エイズも、猫白血病も人間には感染いたしません。

猫伝染性腹膜炎(FIP)も人間に感染することはありません。

 

人間も犬も猫も、命あるものは、いつか寿命が尽きます。

早いか、遅いかは持って生まれたものだと私は思っています。

後悔しない為にも生きているうちにたくさんの愛情を注いであげたいと思いますが、

経験から言うと、どんなにたくさんの愛情を注いでも、

可愛い我が仔に後悔のない死は無いことも知っています。

 

毎年きちんとワクチンを打っていても、

エイズ、白血病検査をして、感染予防を取っても、

全ての病気を防ぐことはできません。

可愛い動物を飼う上ではリスクや手間を引き受ける覚悟が必要であることを

十分にご理解ください。

そして、そのリスクは人間も犬も猫も私にも全てに平等です。

 

私は偶然にも最近この病気、猫伝染性腹膜炎(FIP)の猫を見ました。

どこで見たかとそれは「被災地」です。

津波や地震の瓦礫の中からせっかく救助されたのに、

数日~数週間で猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症して弱っていく猫を看ました。

救護センターのケージは狭いけど、

温かい毛布も美味しいご飯も充分にありました。

でも猫たちが一番必要としている飼主さんの愛が無かったのです・・・。

被災地で私が一番学んだこと、

それは、犬も猫も私たちが思っている以上に知能を持っているということです。

犬も猫も私達が思っている以上に飼主さんの愛情を求めています。

面会に飼主さんが来ると、猫は不思議とドアが開く前から鳴き始めました。

面会時間が終りに近づくと、犬は私達が見たこともない悲しい表情をします。

「寂しくて死んでしまう」・・・、以前、こんな歌を聞いた記憶がありますが、

動物は寂しいと死んでしまうことも本当にあるのだと知りました。

被災地から帰る時にボランティアさんが言った

「帰ったらうちの犬をギューと抱きしめてあげようsign01

その一言が今でも心に残っています。

留守が多い分、私も今は我が家の猫に今まで以上の愛情を注いでいます。

 

そして、余命あと一週間と獣医師が診断した猫伝染性腹膜炎(FIP)末期の猫を

愛情あふれるボランティアさんが引取り、自宅に連れ帰りました。

その猫は数ヶ月経った今でも元気にしていると聞いています。

奇跡が起きるということも学びました。

 

とても可愛かったのですぐに飼主さんが決まり、

うたたねには僅か10日しかいなかった子猫ちゃんです。

うたたねから巣立った子猫にも奇跡が起きますように、

今はそれだけを祈っています。

 

 

※なお、猫伝染性腹膜炎(FIP)については、多くの症例に目を通して記載いたしましたが

専門家ではない為に間違えもあるかもしれません。

興味のある方は自身でも勉強してみて下さい。

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猫の健康診断・ワクチン接種

先日猫ワクチンについて書きましたが

ワクチン接種をしていても全ての病気を防げるわけではありません。

猫の鼻気管炎、汎白血球減少(猫パルボ)、カリシは

三種ワクチンで防ぐことができ、万一感染しても重症化せずに済みます。

猫白血病、猫クラミジアは五種ワクチンで防ぐことができ、

最近は猫エイズのワクチンも認可されました。

完全室内飼いで他の猫と接触がなければ、

初年度2回の接種、2年目以降は3年に1度の接種でも良いと思います。

海外では副作用の悪性腫瘍化を防ぐ為、

猫のワクチンは3年に1度くらいが普通だそうで、

日本の獣医さんでも最近は「3年に1度で良い」と言われる先生も増えてきました。

飼い主さんの考え方次第ですから獣医さんと相談してご自身で決めてくださいね。

ちなみに海外ではワクチンは首ではなく足やしっぽに打つと聞いていましたが、

実際、関東の動物病院でも一回目は右足、二回目は左足に打ちました。

これは万一副作用で腫瘍ができた場合、切断することができるからだそうです。

悪性腫瘍でも首は切断することができませんから・・・sweat02

足に打つには獣医さんの熟練した腕が必要だそうですが

他県でも副作用を考慮して足に打つ獣医さんもいるとお聞きしましたので

もう少しすると全国的にそうなるかもしれませんね。

お外に出る猫、他の猫と接触が多い場合、

猫カフェの様にたくさんの方と接する環境の猫は毎年のワクチンがおすすめです。

うたたねの猫たちは毎年五種ワクチンを受けていますが

それでもよく風邪をひきます…shocksweat01・・温室育ちのハウス猫は弱いですね・・sweat01

本日も高額のインターフェロンを接種です・・・sweat02

明日が定休日で良かったです。みんなゆっくり休んでね。

うたたねの医療費は皆様の温かい寄付で支えられています。

いつも本当にありがとうございますhappy01

 

犬猫のワクチンは大切ですが、

牛や豚への口蹄疫ワクチンは悲しいですね・・bearing

私の知り合いの農家さんの牛も発病してしまったそうで…、

長年大切に大切に育てていたことを知っているだけに辛いです。

Img_0021_3 <本日の読売新聞・一面>

宮崎県の畜産の将来も心配ですが、

来年度は犬猫の予算がでるのか心配でもあります・・sweat02

宮崎県は他県と違い犬猫・動物愛護の担当課がありません。

窓口は「福祉保健部」の「衛生管理課」です。

福祉保健部は人間の福祉、医療も担当し、

衛生管理課は「環境水道」「食品衛生」「乳肉衛生」が担当で、

犬猫などの動物行政はここ衛生管理課が窓口になり職員さんは掛持ちだったり、

動物担当職員さんが翌年には乳肉担当になったりもします。

来年度予算は乳肉衛生に大きく予算を取られることになるでしょうから、

宮崎県の保健所や管理所の犬猫たちが心配です・・。

私が「宮崎・・・sweat02」「口蹄疫・・・sweat02」と心配するもので

家族も宮崎県へ寄付をしてくれましたhappy01

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全国どこからでも宮崎県への寄付はホームページから電子申請ですぐできます。

寄付やふるさと納税をする場合「希望する寄付の使い道」を記入できます。

希望ですから、確実にそれに使われる訳ではありませんが、

「口蹄疫対策、動物愛護に役立ててください」と書いてもらいました。

宮崎県大変ですが、動物愛護行政もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ちなみに宮崎県は一早く公金支払にクレジット決済を導入していますから

振込手数料も取られませんし、クレジットカードポイントが貯まりますnote

他県からのふるさと応援寄付金は、翌年の確定申告で還付の優遇制度があります。

(寄付というより納税です。還付は上限有り、詳しくは宮崎県のホームページを)

口蹄疫への国の対応ニュースには腹が立つばかりですが

全国からたくさんの温かい義援金やタオルが集まっていることが救いですね。

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猫パルボ・犬パルボ

「殺処分」

犬でも猫でも牛でも豚でも「殺処分」は聞きたくない言葉です。

どうか感染がこれ以上広がりませんように…

一日も早く口蹄疫が終息しますようにと祈るばかりです…。

 

宮崎では口蹄疫が猛威を振るっていますが、

犬猫社会では「パルボ」が全国的に広がっているようです。

怖がらないでくださいね、猫パルボも犬パルボも人間には感染しませんし、

猫三種ワクチン、犬ワクチンを接種していれば簡単に防ぐことができる

昔から自然界によく存在しているウイルスです。

もちろん猫カフェうたたねの猫たちはワクチン接種を受けていますので安心です。

とても小さいウイルスなので「パルボ = 小さい」という名前が付けられています。

 

最近は、猫パルボと呼ばれていますが、

正式名称は、「猫汎白血球減少」、「猫ジステンバー」と呼ばれています。

猫を飼われている方でしたらお手元の「三種ワクチン証明書」をご覧ください。

通常三種でしたら、「汎白血球減少」に印が付いていると思います。

犬は全部で↓九種ありますが、犬パルボワクチンは五種に含まれています。
  1. 犬ジステンパー
  2. 犬パルボウイルス感染症
  3. 犬アデノウイルスI型感染症(犬伝染性肝炎)
  4. 犬アデノウイルスII型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)
  5. 犬パラインフルエンザ
  6. 犬コロナウイルス感染症
  7. 犬レプトスピラ病黄疸出血型
  8. 犬レプトスピラ病カニコーラ型
  9. 犬レプトスピラ病へブドマディス

何を接種したかワクチンの種類が分からない方も

最低限のワクチンに含まれていますので(猫は三種・犬は五種)

猫も犬も「ワクチン」を接種していれば、

どちらもパルボは予防できると考えて良いと思いますが

心配な方は動物病院へお尋ねくださいね。

 

ワクチンを接種していないと腸に炎症が起き、下痢や嘔吐を繰り返し

体力の弱い子猫・子犬は死に至ることも多くありますが

回復すれば問題なく、元気に成長します。

猫パルボが流行っている地区でも体力のある成猫は感染しないこともあります。

但し感染力が非常に強い為に、人間の衣服、靴などについて

パルボウイルスを運んでしまいます。

予防としては犬猫にはワクチンを接種する、

保護した子犬、子猫のお世話をする前には、よく手を洗う、

ケージや器、キャリーバッグ、お部屋を清潔に殺菌する、

ワクチン接種を受けていない犬猫を触った後は、

他の保護犬猫を触る前にシャワーを浴びる、服を着替えるなども必要です。

よく保護活動をしているボランティアさんで注意したいのが、キャリーバッグです。

自宅の猫も保護猫も一緒に使い回しをしていませんか?

一度使用したキャリーバックは塩素系漂白剤でよく消毒してくださいね。

パルボウイルスのありそうな場所に行ったらよく手洗い、靴の消毒をする、

パルボが発生した場合は、専用の消毒薬で徹底的に消毒することです。

それでもパルボウイルスは3ヶ月~5年は生きることもあるといわれていますので

犬や猫にはワクチンが一番の予防策ではないでしょうか。

一度発病した子犬・子猫はいかに早く治療したかが生死に関わってきますので、

下痢や嘔吐、食欲がない、ミルクを飲まない、目ヤニがある場合は、

1日も早く動物病院で診察を受けることが大切です。

 

「犬パルボは猫に感染しますか?」「一緒のウイルスですか?」

最近よく聞かれます。

「一緒です」 「感染しません」

獣医師の先生でも言うことが違うこともあるようですが、どちらも正解のようです。

犬パルボは猫パルボが突然変異したウイルスと考えられています。

ウイルスは同一ですがそのままでは感染しませんが

突然変異すれば双方に感染するかもしれません。

(詳しくはよくわかっていないようで、可能性はゼロではないようです)

やはり犬も猫もワクチン接種が一番の予防策といえると思います。

詳しくは掛かりつけの動物病院の先生に聞いてみてください。

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口蹄疫にできる支援

前回、「捨て猫シーズン到来・・子猫を保護したら」の記事を書いた後に

「チラシを作りました」と電話を頂いたり、

「アドバイスありがとうございました」とメールも頂きました。

こちらこそありがとうございます。

少しでも参考になり一匹でも多くの犬猫達に

新しい飼い主さんが決まることを願ってます。

 

先日の猫を保護した際の感染症の続きを書いていたのですが、

書き掛けのままなかなか進まないでいます・・

宮崎県は本日、非常事態宣言が出されました。

口蹄疫のニュースには胸が痛むばかりです。

ウイルスの猛威の前では人間は何もできないのでしょうか・・

感染症を防ぐことの難しさを改めて感じています。

 

口蹄疫は牛、羊、豚など蹄が2つに割れている偶蹄(ぐうてい)類の動物しか

感染・発症しないといわれていますから猫や犬は感染・発病はしません。

感染した肉は市場に出回ることはありませんし、

万が一肉を食べても人に感染・影響することがないので安心してください。

 

川南町は日本三大開拓地のひとつと聞いたことがあります。

昔、四国や九州、本州からもやる気のある人たちがたくさん

新たな地に夢を見て移住して来た町が川南ようです。

私も川南町に友人が数名いて、

若者は皆やる気があって事業や商売、農業にとても熱心でした。

「九州男子」sign01・・宮崎は九州男児は当てはまらない・・とよく言われますが(失礼)

以前から川南男子は「九州男子」sign01という呼び名がぴったりのように感じていました。

どうか口蹄疫に負けないでほしいと祈ります。

昨日はとうとう新富町でも口蹄疫が確認されたと聞きました。

新富町では知り合いが大きな牧場を営んでいて、

「○○牧場」というブランド牧場名は、レストランや百貨店でもよく聞くことができます。

畜産・酪農家さんも手塩にかけて牛を大事に大事に育てていることを

とても大切に可愛がっているのを、私は知っています。

・・これ以上、感染が被害が広がらないことを遠くから祈るばかりです。

殺処分された牛、豚を国が補償しても

畜産・酪農農家さんは莫大な借金が残るだけです。

牛舎や機械など牧場設備には数千万~億掛かるといわれています。

口蹄疫が発生し、敷地内で埋去処分した農場では

これから5年間は牛も豚も飼えません。

その土地は誰か買いますか? その期間の生活は・・?

発生農場・施設は既に126カ所・・

畜産一筋50年の農家さんもいました・・

結婚したばかりのご夫婦、子どもが生まれたばかりの畜産・酪農家さんもいます・・

日本一美味しいチースを作る為に川南の地を選んだ酪農家さんもいたのです。

川南町、宮崎県の財政再建には国の支援が必要です・・。

 

自分は何もできないんだな・・と考えていたら、「ふるさと納税」のことを知りました。

川南町のホームページにも掲載されています。

ふるさと納税は、自分の故郷だけでなく、

自分が税金を納めたい、応援したいと思った自治体を自由に選ぶことができます。

宮崎県のホームページからは電子申請・クレジットカードで納税ができます。

宮崎県以外から口蹄疫のニュースに胸を痛めていらっしゃる方は、

元々納めるべき税金をぜひ「ふるさい納税」という形で

川南町・宮崎県に支援を行ってはいかがでしょうか?

 

それから以前お世話になった県の衛生管理課にいらっしゃった職員さん達も

現在は畜産担当とお聞きしています。

私が動物愛護の活動を始めて一番に保護した猫は4年前の今頃の季節、

NOSAI連宮崎の倉庫で生まれた可愛い子猫でした。

私が初めて「飼い主募集」のチラシを作った子猫です。

皆さん、牛も猫も大好きな心優しい職員達さんで、

その時にはじめて畜産獣医師という存在を知りました。

NOSAI連の方は今でも私のブログに訪れてくださっているようです。

大変な事態に休む間もないのではないでしょうか?

県関係者、保健所の皆様もどうぞお身体大切に頑張ってください。

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捨て猫シーズン・・到来・・

春になりあちらこちらで捨て子猫がいるようですね。

毎年のことなのですが今年もこんなにも多いのかと・・

人間のモラルの低さに憤りと悲しみを覚えずにはいられません。

うたたねにも「子猫を保護しました」「引き取ってください」、

「どうしたらいいですか?」と連日のように問い合わせの電話があります。

(*_ _)人ゴメンナサイ 、忙しい時間や週末は

丁寧なアドバイスができずスタッフも胸を痛めています。

 

同じお答えしかできませんが、子猫を保護したら、

まずは「感染症や虫駆除の為に動物病院に連れて行ってください」。

子猫に多い感染症は、ノミ・ダニ・耳ダニ、

寄生虫には回虫やギョウ虫、サナダ虫など、

どの感染症も1度~2度の投薬で簡単に駆除できます。

目ヤニが出ていれば、猫風邪でウイルス性のカリシやヘルペスの可能性もあり、

放置すれば失明する可能性もあります。

多くの子猫は目薬で治りますので動物病院で受診されてください。

最近は、猫パルボも多いようで、

パルポに関しては、徹底した消毒と根気強い隔離治療が必要となります。

乳飲み子でしたら動物病院で人工授乳の方法を教えてもらってください。

そして、申し訳ございませんがうたたねでは簡単にお引き取りはできません。

先日も生まれてすぐの子猫を拾ってうたたねに持ってきた方がいらっしゃいましたが

感染症の隔離期間、検査が済んでいない子猫は、

可哀そうですが店内に入れることもできないのです。

うたたねでも一時預かりさん募集を呼びかける事しかできません。

「保護する場所がありません」・・・これはうたたねも同じなのです。

ご来店頂けると分かると思いますが、うたたねはとても小さな店舗で、

隔離場所や保護施設を持っていません。

スタッフの自宅も既に保護した猫がいてこれ以上は無理な状態です。

小さな子猫はケージひとつあればご自宅で数週間は保護できまし、

ケージの貸し出しはうたたねでもしていますのでご相談ください。

そして、感染症検査ができるまでの2週間は、

安全のために自宅の猫と一緒にするのは待ってくださいね。

ご自宅に迎え入れたい、お家の猫ちゃんと一緒にする場合は、

隔離保護して二週間過ぎればエイズ・白血病検査も可能です。

但し、エイズ・白血病検査などのリスク検査を受ける、受けないは、

飼い主さん、保護主さんの考えにより選択できるものでもあります。

私自身は受けることをお勧めしますし、うたたね入店条件では必須ですが、

受けない選択をする人もいらっしゃいますので、

動物病院にご相談されてご自身でよく考えられてください。

 

飼い主さん探しで1番有効な方法はチラシを作ることです。

可愛い写真を撮影し、保護した経緯、性別や性格、特徴を詳しく書いて

生協やホームセンター、動物病院に貼ってもらってください。

うたたにも貼ることができますのでチラシをご持参くださいね。

デジカメやパソコンがあれば何枚も刷れて便利ですが

パソコンがなくても手書きで大丈夫です。

プリント写真や手書きなら余計に想いが伝わる場合もあります。

私のパソコンには、過去作成した「飼い主さん募集」のチラシと

子猫の写真が150匹以上保存してあります。

080228_001071216_005071218_009071101007    

どの子猫も思い出深く、写真を見ただけで「どこで保護したか」

「○○町のどなたに譲渡したか」すぐに思い出すことができます。

不思議なことに同じような柄の兄弟でも

どちらにどの仔をお届けしたか覚えているものです。

そしてお問い合わせがあったら、必ずお家に伺ってから判断してくださいね。

保護する場所がないと早く誰かに託したい気持ちは分かりますが

中には「ペット飼育禁止」のアパートだったり、

今飼っている犬猫がとても適正飼育とは思えない飼い主さんもいます。

多頭飼育の収集癖のある方も2軒出会ったことがあります。

ゴミ屋敷のような家には既に猫が10数匹いて、

驚いたことに家の裏には100匹以上の猫の墓塚があり、

飼い主は「全部、車に轢かれて死んだ」と私に説明しました・・sweat02

もちろん、丁寧にお断りして帰りましたが・・sweat02

最近では、「里親詐欺」といって、

虐待する為に犬や猫を欲しがる人がいるのも事実です。

知らない人に譲渡する際は、お家に行って飼育環境を確認することも大切ですし、

不妊去勢手術に理解があるかどうかも確認してくださいね。

生まれてくる全ての子猫をご自身で飼うことができるのなら良いのですが、

子猫が生まれると簡単に捨てたり、保健所に持ち込む人が多いことを

そして、新しい飼い主さん探しは決して簡単ではないことを教えてあげてください。

 

毎週末、宮崎では各動物愛護団体が譲渡会を開催しています。

そちらに参加するのも有効な手段ですが

どこの動物愛護団体の会員さんも既にたくさんの犬猫を保護していらっしゃいます。

春から夏の譲渡会には参加する猫は数十匹いても

新しい飼い主さんが決まるのは僅か数匹・・・ということもありますので

まずは、ご自身でチラシを作ったり、

宮崎日日新聞のアドパークに掲載したり努力されてみてくたざいね。

動物愛護団体の譲渡会日程は、

犬猫フリーペーパー瞳としっぽにも掲載されていますのでご覧ください。

瞳としっぽにも飼い主さん募集を掲載することができますので

フリーペーパーをご覧くださいね。

 

そして、もうひとつ高確率な方法が、

日本最大の飼い主さん探しのサイト「いつでも里親募集中」に掲載することですsign01

以前から不思議なのですが宮崎県内の掲載はとても少ないのです。

私の場合は掲載すれば必ず一件は問い合わせが来ますし、

ここのサイトを見ている方は比較的安心できる方が多く

周りでも「ここのサイトで犬猫を譲っていただいた」と言う方に出会います。

延岡のミケの一日。さんと私の出会いもここのサイトですhappy01

先日のトム君の飼い主さんもここからの問い合わせでした。

実はうたたねもたまに掲載しているんですよnote 

最近もこのサイトでひとつ心温まるお話があるのですがそれはまた次回・・・。

 

子猫や子犬を保護された皆様は、

どうか最後までご自身で新たな飼い主さんを探す努力をされてくださいね。

後になれば、きっとその経験がかけがえのないものになると信じていますshine

 

うたたねでは、ある一定の条件を満たしている場合に限り、

子猫をお預かりする場合もございます。

お問い合わせ頂いた全ての猫をお預かりはできませんが

詳しくはホームページをご覧になってメールにてお問い合わせくださいね。

 

最後に・・・「捨て猫をなくす方法」はひとつしかありません。

生まれて困るのでしたら、ご自宅の猫ちゃん、

お庭でご飯をあげている猫さん達に不妊・去勢手術を受けてください。

ノラ猫の捕獲方法や手術できる病院はご紹介いたしますので

お電話かメールにてうたたねまでお問い合わせください。

 

~おまけ~

昔の写真を見ていたらモモちゃんの子猫時代の写真を発見heart04

080520003

ボランティアさんのお家で保護されていた頃の写真で、

右側がももちゃんですnote

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口蹄疫

宮崎県は口蹄疫で大変な事態となっていますね。

動物愛護の観点からすると「家畜」には様々な意見があるかと思いますが

私はベジタリアンではありませんので、

魚も肉ももありがたく命に感謝しながら頂いております。

(牛はたま~にしか食べませんが)

そして野菜も鳥も豚も牛も魚も「宮崎産が一番美味しい」と心から思っています。

人に食されることなく8000頭もの牛と豚が殺処分されていることに

とても胸が痛みます。

大切に育てていらっしゃった畜農家さんもとても辛いことではないでしょうか。

 

さて、口蹄疫などの伝染病が流行ると、

犬は?猫は?と身近なペット達も心配になりますよね。

口蹄疫は牛、羊、豚など蹄が2つに割れている偶蹄(ぐうてい)類の動物しか

感染・発症しないといわれていますから犬や猫は安全だと考えて良いと思います。

牛肉を食べても人に影響することがないので安心してください。

Img_9528a_2 牛柄の猫も安全です

 

日本では長年発生していなかった口蹄疫という病気、

各国からの食料や飼料の輸入が盛んになると、

感染症の危険も増すことを再認識します。

 

狂犬病も口蹄疫と同じように日本では長年発生していませんが、

アジアだけでなく世界中でまだ多く発生している病気です。

狂犬病は犬だけでなく哺乳類全般、リスやサル、

ネズミやコウモリも、そして人間も感染し100%死に至ります。

最近では、狂犬病予防接種を受けていない小型犬が多いのも周知の事実ですが

もし日本で1匹でも狂犬病が発症すれば、大げさかもしれませんが

狂犬病ワクチンを打ってない犬は殺処分・・・となりかねません。

我が家の可愛いペットを守ることができるのは飼い主さん自身だけ、

この機会に狂犬病予防接種ワクチン接種のこともぜひ考えてみてくださいね。

また現在の日本は世界中の貴重な爬虫類やサルなどが規制もなく輸入販売され、

外来の特定動物は新たなペット問題となっています。

 

猫カフェうたたねでも一番注意しているのが

ノミやダニ、寄生虫など、そして様々な病気の感染症です。

うたたねでは入店する前に一ヶ月以上の完全室内での隔離保護、

動物病院での健康診断、ノミダニ回虫駆除、便検査、

エイズ白血病検査、ワクチン接種を受けています。

(隔離期間は二週間以上で充分なのですが念には念を入れています)

新しい猫さんが入店する際には、保護主さんにうるさいくらい

隔離期間、健康状態、ワクチン接種等の確認、説明をしています。

人も猫も生きている限り、全ての感染症を予防することはできませんが、

私は「厳しい」「うるさい」とボランティアの間でも有名なくらい

感染症に関しては厳しいボーダーラインを引かせて頂いています。

 

数年前に私は大きな過ちを犯しました。

譲渡会でお家の決まらなかった子猫を、

新しく来たばかりのボランティアさんに一時預かりで託しました。

その当時の私はさほど感染症の怖さも知識も持ち合わせていなかったのです。

子猫はそのままボランティアさんのおうちの子に・・・、

数か月後、その子猫や元々自宅にいた猫たちに白血病が見付かりました。

どの猫が最初に白血病になったのかは分かりませんが

保護猫と自宅猫との隔離の大切さや、白血病の検査のこと、リスクのことを

もっとボランティアさんにちゃんと説明するべきだったと後悔しました。

そして、感染症を恐ろしさを知ったのです。

その後、その猫たちは現代医学でできる全ての治療を尽くしましたが

ボランティアさん家族に見守られながら次々と虹の橋を渡っていきました。

私の大切な友人でもあるボランティアさん家族を

こんなにも悲しませてしまったことを今でもとても悔やんでいます。

私達が扱っているのは「猫」ですが、

それでもひとつしかない大切な「いのち」です。

私達は猫スタッフが新しい家族と出会えるまでお預かりして

我が子も同然に大切に大切に育てているのです。

ですから日々うるさいくらいスタッフも注意していることをどうかご理解ください。

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